放尿体験談:異国の夜

愛さん(29歳)のおしっこにまつわる体験談

 去年、同性の友人と2人で海外旅行に行ったときの話です。
 行き先はタイで、ゲストハウスに寝泊まりすることにしていました。
 数日間はそこに滞在し、拠点として昼間に観光して回り夜に帰ってくる場所にするつもりでした。
 その初日のことです。

「ああ、今日は移動、移動で疲れたよ。あたしもう寝るね」

「そうだね。あたしもこのお酒飲んでから寝るよ」
 
 私が先に寝て、友人ももう少ししたら床に入るようです。
 しばらくしたら部屋の電気が消えます。私も少し知らない土地での興奮もあって寝付くまで時間がかかりました。

「すー、すー」

 友人の寝息が聞こえてきました。先に眠ったようです。
 私もだんだんと眠気が襲ってきました。疲れていたためでしょう。

 眠ったはずだったのですが、夜中に目が覚めました。ベッドの横で誰かが動いた気がしたのです。
 友人が目を覚ましたのだろうと予想しました。このときはトイレに起きたのではないかと思いました。お酒も飲んでいましたし。
 
(えっ、ちょっと、誰?)

 ベッドの横に誰かが立っている気配がしました。部屋のドアが開いた気配はありません。ドアの音はしませんでしたし、廊下の電気が漏れてくることもありませんでした。

「んっ、んんっ……♡」

 すぐ横でくぐもったような声がしました。
 声の主は友人です。ということはやはり友人が起きて、ベッドからで手渡しの横に立っているのだと思います。
 部屋には豆電球が付いてはいるのですが、あいにく友人のベッドに背を向ける格好で寝ていたため、どのような状況なのかわかりません。私はとりあえず眠ったふりをすることにしました。

「はううっ……♡」

 また友人の声がしました。
 チイイイイイイイイイッ……♡
 そして私の背中辺りに水が拭きかけられたのを感じました。

「えっ!? 何っ!?」

 こうなるともう寝たふりをしている場合ではありません。私は身体を起こして振り向きました。

「な、何やってるの……」

 なんと友人がパジャマのズボンやパンツを下ろして下半身を露出していました。そしてその股間からはおしっこが私のベッドに向かって出されていたのです。

「ひえっ、ちょっと、やめてよ」

 友人の顔を見ると、目をつぶっています。手は身体の横にぶらんと下げ、立ったまま放尿しているようでした。
 ほとんど真横に向かって飛んでくるおしっこが、まだ止まる様子はありません。
 その間にも私の寝間着やベッドがどんどん黄色い尿に染められていきます。まさに悪夢です。

「ねえ、どうしたの!? 大丈夫!?」

 ベッドから降りて、立ったままの友人の肩を強く揺さぶりました。なかなか目を覚まさなかった友人ですが、おしっこの方は出し切ったのか止まりました。ポタポタと床にしずくが垂れています。

「あ、ふぅうぅっ……♡」

 息をついて友人は自分のベッドの方に戻っていきます。ゆっくりとではありますが足取りはしっかりしていました。
 そして倒れ込むように友人は自分のベッドに寝転がります。あっけにとられた私を尻目に、寝息を立て始めました。私はおしっこまみれとなったベッドで寝る気にならず、友人を起こすのもはばかられたため着替えて部屋のソファで寝ることにしました。

 次の日の朝、友人が何事もなかったかのように起きてきたため、私は昨夜のことを問いただしました。
 しかし、彼女は何も覚えていないようでした。もしかしたら異国の地で何かにとりつかれたのかもしれません。
 翌日以降も同じ部屋でしばらく寝泊まりしていたのですが、幸いあの夜のような出来事は起きませんでした。
 

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