修さん(41歳)のおしっこにまつわるエッチな体験談
駅の待合室が不穏な空気
あれは新幹線の駅でのことです。
この日はダイヤが乱れていて待合室が混んでいました。人身事故があったとのことでした。
私も実家へ帰る途中だったのですがここで立ち往生となってしまいました。待っている以外に仕方がないので、他の客たちの様子を観察して暇を潰そうと考えたのです。
駅の待合室には、疲れ切った顔をした客たちが静かに座っていました。天井のスピーカーから繰り返し聞こえるアナウンスが、相変わらずダイヤの乱れを伝えます。
「本日の列車は、大幅に遅れております。しばらくお待ちください」
その言葉が、まるで感情を持たないロボットのように機械的に流れ続けていました。
乗客たちは途方に暮れていました。
ある女性はスマートフォンを睨みながらため息をつき、ビジネスマンは時計を何度も確認し、イライラした様子で足を小刻みに揺らしているのが見えます。子どもを連れた母親は、泣きじゃくる子どもをなんとかなだめようとしていました。
(だいぶ雰囲気も悪くなってきたな)
待合室の空気は徐々に不穏なものに変わってきていました。
ひとりの中年男性が耐えきれずに立ち上がり、駅員に向かって声を荒げました。
「一体いつになったら電車が来るんだ! これじゃあ、仕事にも支障が出るじゃないか!」
その瞬間、他の乗客たちも彼の声に共鳴するかのようにざわめき始めました。
「そうだ! 何時間待たせる気だ!」
次々に怒声が飛び交います。
駅員は困惑した表情で確認してくると繰り返しますが、誰もその言葉に納得する様子はありません。
暴動にでもならなければいいなと思いました。ちょっと気分を落ち着けようと私はトイレに向かいました。
トイレに着いて驚きました。男子トイレも若干の列ができているのですが、女子トイレに至っては長蛇の列になっています。
駅から人が出ていけない状態で、人口密度が増すばかり。トイレに行く人もその分多いのでしょうか。
トイレに入れなかった女の子
私が用を足して男子トイレから出てきても、女子トイレの混雑は全く解消された様子はありません。
と、そこへ早足でトイレの方に向かってきた女の子がいました。
学生風の若い女の子です。女子トイレから伸びている列の長さに驚いて、その場でうろうろとし始めました。
困ったような表情をしています。列に並んで彼女の番になるまで何分かかるのか、私には見当が付きません。
「え……あ、あ……」
彼女の小さな声が聞こえました。他のトイレもなく、男子トイレにも行けません。そんな感じで困っているのでしょうが、私にもどうすることもできませんでした。
とにかく私は待合室に戻ることにしました。
待合室の状況は変わりありませんでしたが、驚いたことに数分の後に先ほど女子トイレ前でうろうろしていた女の子が入ってきました。
太ももをにじり合わせるようにもじもじとしています。女子トイレには入れなかったのでしょう。あれだけの列が続いていて、ショートカットもできるとは思えませんから。
そして待合室の中でしゃがみ込んでしまいました。列に並ぶのを諦めてここで待つことにしたのでしょうか。
興味を持って私は彼女を何度もチラチラと見てしまいました。
するとほんの数分で女の子の様子がおかしくなりました。下を向いてぷるぷると震えています。尿意を我慢しているのは間違いなさそうでした。

「も、もうだめ……もう……♡ あ、あぅっ♡……」
チョロオオオオオッ……♡
その場でしゃがんでいだ女の子が大きく震えたかと思うと、足下の辺りに水たまりが広がっていきます。
我慢しきれずに漏らしてしまったのでした。顔には涙を浮かべています。女の子が履いていたスニーカーがおしっこで濡れていきました。
「うっ、うっ、えぐっ……んぐっ」
一度で始めたおしっこはもう止まらないようでしばらくの間出し続けていましたが、そのうちピチャッ、ピチャッとしずくが垂れる音だけになりました。
女の子の周りにいた客たちも、彼女から離れるように少し遠巻きに輪を作っていました。
駅員などが来る様子はありません。女の子は少し周りを見回した後、立ってそこから歩いてどこかへ行ってしまいました。
粗相の始末をすることもなく。
待合室は異様な空気になりました。おしっこの臭いを感じる余裕はありませんでしたが、こんな状況だと他の人も漏らしてしまいかねません。
突然、待合室の隅でガタンと物音がしました。
乗客たちが一斉に振り向くと、若い男性が怒りのあまり椅子を蹴り倒していました。
「もう限界だ!」
その言葉と共に、彼は駅の窓ガラスを拳で叩きつけました。ガラスは割れなかったものの、音が鋭く響いて周囲は一瞬静まり返りました。
女の子がお漏らししたことも、この男性の行為によって忘れられたようでした。男性はそのまま歩いて待合室を去ります。
そのとき、駅の構内アナウンスが流れました。
「新幹線がまもなく到着いたします」
私はほっとしましたが、待合室の中に漂う緊張感はすぐには消え去ることはありませんでした。
事件が起きなかった安堵感とまだ消えない不満が交錯する中、私たちはただ無言で、再び訪れる新幹線を待ち続けました。



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