放尿体験談:観光名所のいたずら

春佳さん(26歳)のおしっこにまつわる体験談

 私が友達と観光のため旅行に出かけたときの話です。友人が運転する車に同乗して、各所を回っていました。

 ある海沿いの観光地に立ち寄りました。そこは断崖絶壁から海の美しさを望むことができる景観が見ものなのです。
 しかし、別の意味でも有名でした。それは飛び降りです。悩みを抱えた人が夜にそこを訪れて、そのまま崖の下に身を躍らせてしまうという事件や事故が多発していました。

「うわあ、すっごい眺め。落ちたら助からないよね」
 
 柵の向こうは断崖絶壁。友人はそこから下を見て言いました。柵自体もその気になれば飛び越えられそうな高さでしかありません。実際に落ちて助かっていない人が何人もいることを友人も知っていてのこの発言です。私は少し引き気味になっていました。

「ねえ、面白い写真撮ろっか」

 友人が悪ふざけを考えたようです。その内容はこうでした。友人が柵の前で思い切りジャンプします。実際にはその場でジャンプしているだけなのですが、柵の高さを超えた瞬間にシャッターを切ることによって、まるで友人が柵を越えて向こう側に行ったように見える写真ができあがると言うのです。

「じゃあ、柵の前でジャンプするから、うまい感じに撮ってね」

 渋々承諾する私です。もともといたずら好きで普段もたまに悩まされることがありました。ただ今回の旅行の主催も友人で、行程も彼女が決めてくれていたので、着いてくるだけだった私に負い目があったのも事実です。言うとおりにする必要がありました。

「ああ、もうちょっと離れて。うん、その辺りから撮ってよ」

 注文通りの場所に私は立ち、スマホのカメラを構えました。
 そして柵の前にいる友人が少ししゃがんでから、大きく飛び跳ねました。

「えっ、ええっ!?」

 その瞬間です。友人の姿が消えました。私は驚きました。まさか崖の後ろにそのまま落ちていったのではないかと思いました。

「ちょっと、えっ、ほんとに?」

 スマホを構えるのをやめて慌てて崖の方へ向かいます。近くにいた観客がざわついているのが聞こえました。
 本当に落ちてしまったのでしょうか。悩みを抱えている素振りなどなかったのに。どうして私を巻き込む方法でそんなことをしたのか。後悔や腹立ちが一気に襲います。

「あはは、びっくりした?」

 崖の向こうから友人の声がしました。
 なんと、崖を超えた先のわずかな足場に友人がしゃがんでいました。撮影していた私からは見えない角度で、岩陰に隠れていたのです。

「ごめんごめん、びっくりしたでしょ。最初からここに隠れたら面白いかなと思ってたんだ」
 
「そ、そうなの、でもひどいよ、本当に落ちたかと……あ、あう、ううっ♡」

 その場にへたり込んだ私です。友人も笑いながら私を見ていたのですが、その表情が徐々にこわばっていきました。
 私の下に水たまりが広がっていったのです。

「だ、だめ、だめぇ……♡」 

 安心しきって股間の辺りが緩んでしまったのか、一度漏れ始めたおしっこはもう止まりません。
 チィィィイッ……♡
 水音を立てて足元の水たまりはどんどんその面積を広げていきます。湯気すら立っているように見えて、なおさら私は恥ずかしさでいっぱいです。

「いや……いやぁ……止まらないよぉ……♡」
 
 繰り返しになりますがここは観光名所なのです。しかも昼間に来たものですから周りには多くの観光客がいました。
 友人の悪ふざけを怪訝な目で見ていた人たちも、今は私のお漏らしを興味深そうに見ています。中には見てはいけないものを見たような顔で目をそらす人もいましたが、学生風の若い男の子達がニヤニヤしながらこちらを見ていて、顔から火が出そうになりました。

「ごめん……ねえ、車に戻ろうか。歩ける?」

 こんなことになった元凶の友人がこちらに手を伸ばしてきます。私は恨めしい気持ちでその手を握り返しました。
 結局車に乗りこんでも私はほとんど喋らず、友人の言う言葉に相づちを打つだけになっていました。
 おしっこで濡れたパンツがやけに冷たく感じました。友人が座席のシートに敷いていたクッションも濡れてしまいましたが、それぐらいは意趣返しとしてやってやったという気持ちでした。

 それ以来、この友人と旅行に行くことはありません。
 

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