盛り上がった前夜のセックス
「女子格闘おしっこ我慢キャットファイトリング」ではおしっこをかけて臨んだ3試合でいずれも無様に放尿した武方ミリア(たけかた・みりあ)。
未だ一勝もできずに敗れ続けていることが原因なのか、明らかに元気をなくしている彼女を心配して友人の空手家である西堂カオリ(にしどう・かおり)がオフの日に一緒に遊ぶことを提案してきた。
「ふああ、ねえカオリ、今日はどこへ行くんだっけ? ふあああ~~~」
「おはようミリアちゃん、あたしの親戚の子が幼稚園に通ってるんだけど、その親、つまりあたしの叔母さんが用事で朝送りにいけないもんだから、代わりに連れて行くのよ」
眠そうなミリア。それもそのはずで、前夜もカオリの家で激しいレズセックスに励んでいてあまり寝ていないのである。行為の内容を思い出すと赤面してしまう。
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「あっ、で、出るっ、みてっ……♡!」
ミリアはカオリに股間をいじられ続けていたが、ついに限界が来て絶頂に達した。その弾みでこらえていた尿も一気に出してしまったのである。
ピュピュウウッ!
斜めに飛んだおしっこがカオリの太ももにかかる。カオリの家の床に大きな水たまりが形作られていった。
「あ、あふっ、んあああっ……♡!」
堰を切ったように流れ出したミリアの尿は本人の意思で止められない。ビクン、ビクンと身体を震わせて絶頂の余韻に浸りながら、ミリアは思うがままに小便をぶちまけ続けたのだった。
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「ミリアちゃん、顔赤いよ。ああ、そろそろ準備して叔母さんの家まで行かなきゃ。ミリアちゃんも着替えてね。ごめんだけど朝食はコンビニでパンを買いましょう」
昨晩の絶頂を思い出して頭の中が桃色になっていたミリアだが、カオリに促されて服を着替え始めた。カオリとは恋人のような間柄で、同棲こそしていないが互いの家を行き来しては肌を合わせておしっこをかけ合う仲になっている。
「女子格闘おしっこ我慢キャットファイトリング」での戦績はカオリの方が一勝している分だけ上だが、どちらも連敗中で一流選手とはいえない位置づけだった。
カオリの運転でその叔母の家まで赴く。すでに家の前に叔母らしき女性と小さい子供が立っている。ミリアも降りて一礼したが、叔母さんらしき人は困惑したような表情を浮かべるだけだった。カオリは自分のことをどう紹介しているのかと少し不安になった。
小さい男の子がカオリの甥だが、こちらも言葉少なだった。無口な家系なのかもしれない。小声で礼を言いつつカオリの車に乗り込んできた。
幼稚園で放尿する先生
「はい、着いたよ」
幼稚園に着いた。保護者代わりなのはカオリであるため、彼女が甥を伴って園内に入っていく。車で待つミリアは徐々にわけがわからなくなってくる。そもそもカオリはなぜ自分をここに連れてきたのだろうか。カオリの叔母や甥っ子と特に会話があったわけでもない。
訝しんでいると車の窓をコンコンと叩かれた。驚いたが、叩いた相手はカオリだった。車から降りるように手招きしてくる。
「どうしたの?」
「ちょっと、見てほしい人がいて」
カオリたちが幼稚園に着いたのが10時過ぎであり、すでに先生も園児もそろっていたようだった。駐車場から園内に近づくにつれ、中から童謡が流れてくるのが聞こえる。
敷地内にはずかずかと入っていけず、柵の向こうから中の様子を見る。
「ほら、あの人だよ」
カオリが指さしたのは、女性の職員だった。幼稚園の先生だろうが、他の先生とは明らかに見た目が異なる。
「あの人が甥っ子の担任で頼則セシル(よりのり・せしる)先生って言うのよ」
「あの体格、格闘技やってそう、というかあの格好がそもそも……」
ミリアは眉をひそめた。セシルの筋肉質な体つきもそうだが、へそを出して短いパンツを穿いただけのその格好もおよそ幼稚園の先生とはかけ離れたものだった。少なくともこんな陸上選手のような格好で幼稚園で勤務しているのは異様に思われた。
「せんせ~、これもちあげて~」
「え……ちょっと、トイレに行きたかったんだけど、まあしょうがないか」
セシルは園児の落としたらしいおもちゃを持ち上げようとする。割と好かれているようだ。
彼女は腰を曲げてではなくしっかり腰を落としてしゃがんだ体勢からとろうとする。この動作からは、腰を痛めないように気を遣っているのだろうかと思われた。
「ひぐっ、ひ、いいいああぁああぁっ!!!」
セシルが絶叫し、しゃがんだ姿勢のまま股間から小便が吹き出した。ミリアはあまりの光景に驚く。
「わー、ひっかかったひっかかった!」
「あ、あふっ、ふううっ、な、なんでぇっ……♡ これ、なんなのぉっ♡」
よほどおしっこを我慢していたのか、腰が砕けたような状態で幼稚園の庭に放尿し続けるセシル。どうも園児の1人がいたずらを仕掛けたらしい。ミリアもカオリも怪訝な顔で成り行きを見守る。
「ふっふっふ~、これはいつもの5キロのダンベルじゃなくて、同じ大きさの20キロのダンベルなんだ。特殊合金でめっちゃくちゃ重いんだよっ」
両方の手で1つずつダンベルを拾おうとしていたセシル。片手に20キロの重さが一気にかかり、驚いて漏らしてしまったということのようだった。一歩間違えたら腰を破壊されていてもおかしくない危険な罠だ。
「そうなの……やってくれたわね」
ポタポタと股間から黄色いしずくをこぼしながら何かを考えている表情のセシル。いたずらをされたことに対して怒っているというわけではなさそうだ。
「ありがとう。こういうのもあるってことね。勉強になったわ」
なんとセシルはいたずらをした園児に向かって頭を下げたのである。園児もまんざらではない、むしろ得意げな表情をしていた。
「うん、相手の選手は危険な技を使ってくるんでしょ? セシル先生、いざというときに驚かないようにね。当たり前のことが試合では当たり前じゃなくなるかもしれないよ」
相手の選手!? まさかセシルも「女子格闘おしっこ我慢キャットファイトリング」の選手なのだろうか。ミリアはカオリの方を見る。あと、いたずらを仕掛けたこの子は本当に園児かという疑問もわいてきていた。
「ミリアちゃん、わかった? あのセシル先生が次の相手なのよ。ちなみに女子プロ団体にも所属していて、練習がない日は幼稚園で働いているの」
カオリが低い声で言う。ミリアは背筋がゾクッとした。幼稚園でも鍛錬しているプロレスラー……次の相手も強敵のようだ。
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