放尿体験談:酔っ払っててタクシーで…

真奈美さん(28歳)のおしっこにまつわるエッチな体験談

この日、私はいつになく酔っ払っていました。
彼氏と別れたとかそういうことではありません。前日に推しのライブチケットの争奪戦に敗れてしまったのです。それで寝不足の中言った会社では失敗を同僚に咎められました。上司ならまだしも同僚にです。しかも年下の。

定時になったので無言で退社して、会社に着ていったスーツのまま、千円で酔っ払えるせんべろの居酒屋でしこたま飲みました。一人でです。
ビールばかり飲んでいたらちょっと気分が晴れてきました。

「あは、あははあ、もう、どうでもよくなってきちゃったあ」

酔いも回ってきたためタクシーで帰ることにしました。
タクシーを拾うまでの間、夜の街にネオンやビルの明かりが静かに輝いているように見えました。景色がにじんで見えたのは、もしかしたら私の涙だったのかもしれません。

ようやく近くで停車したタクシーに乗り込みます。運転手の人も、一見して私が泥酔しているのがわかったでしょう。髪は乱れ、化粧も少し崩れていたはずです。
ですが特に乗車拒否などされるわけもなかったため、私はタクシーの座席に倒れ込むように座りました。

「運転手さん、〇〇駅までお願いねぇ!」

ちょっとろれつが回らず不明瞭な口調で行き先を告げました。そしてぐったりと座席に身を沈めます。
運転手がため息をついたような気がしましたが、酔っ払っていてよくわかりません。とにかく彼はメーターを入れて車を発進させます。

しかし、数分走ったところで道が違うような気がしたのです。
私は突然大声を上げました。

「ちょっと、どこ行ってんのよ!」

「最短ルートで行ってます」

運転手は答えましたが、私はそれを聞き入れませんでした。通ったことのない道だし、居酒屋から駅まで行くときにどういう道を通るかなんとなく覚えていたからです。

「遠回りして金を取るつもりでしょ!」

私はシートに座ったまま運転手に向かって指を差し顔をしかめました。さらにカバンからスマートフォンを取り出して警察に電話しようかとほのめかしました。
ですが酔っ払っていて視界もにじんでいました、うまく電話がかけられずにフラストレーションが募るばかりです。こうなると怒りは運転手に向かってエスカレートしていきます。

「あんたさ、客をバカにしてんの? こっちは金払ってんだから、言うこと聞きなさいよ!」

私の言葉遣いはますます荒くなり、今度は後部座席で足を組み替えながらヒールで座席を蹴り上げていきます。

「ちょっと、いい加減にしてくださいよまったく」

運転手はさすがに腹が立ってきたようです。口調が強くなってきました。そして信号で止まったときに後部座席の方を向いて言いました。

「お客さんが思ってるのは○○通りかと思いますが、今週は夜間の工事で塞がってるんですよ。通れないんです。だから次に近い道から行ってます」

「あら、あ、そうだったの? ごめんねえ」

誤解していたことがわかり、ちょっとだけ頭を下げて私は再び座席に深く座りました。しかし運転手は先ほどの私の行動で気分を害したのか、謝罪に対して返事もしませんでした。
すると突然、おしっこに行きたくなってきたのです。

「あ、あの、運転手さん」

私は再び呼びかけますが、まだ怒っているようで返事してくれません。困りました。

「あの、あのね、あたしね、あのねえ」

酔っ払っている頭で、うまく運転手の機嫌を直しながらおしっこに行きたいことを告げる? そんなのは、無理ゲーでした。ちょっとだけ悩みましたが、私の頭の中で、的確に情報を伝えるのは不可能だという結論に達してしまいました。
そしてそこからは早かったです。

タクシーで漏らす女の子

「あ、あぁっ……♡」

チョロオオオオオオッ……♡
座席に座り、スーツ姿のままで私はおしっこを漏らしてしまいました。

「でちゃう、でちゃうっ、あっ、あぁん……♡♡」

居酒屋でビールをしこたま飲んでから、一度もトイレに行っていませんでした。たまっていたおしっこがどんどん溢れ出してきます。

「うわっ! ちょっとあんた、なんてことしてくれてんだ!」

お漏らしに気づいた運転手はもはやぶち切れ状態でした。ちょうど車の通りが少なくなってきたところで停め、運転手はゆっくりと深呼吸をしました。

「申し訳ありませんが、これ以上は運転できません。この場所で降りていただきます」

運転手は先ほどはキレた感じでしたが、客商売であることを思いだしたのか怒りを押し殺して冷静に言い放ちました。そして後部座席のドアが開きます。

「何それ? ふざけんな! 私は客よ!」

私はタクシーのドアにしがみつき、降りることを拒みました。
未だに自分でも信じられませんが、お漏らししたのは運転手が怒っていておしっこに行きたいと言えなかったからだという無茶苦茶な理屈が頭の中にありました。責任の半分ぐらいは運転手にあると思ったのです。

しかし、運転手は冷静さを失いませんでした。

「このままですと警察を呼ぶことになります」

こう言われて私の血の気が引きました。
ですがもう引き下がれません。ひたすら降りるのを拒むように車内で動かずにいると、運転手が私の腕をつかみ慎重に車外に引きずり出していきました。

足取りがおぼつかない私はアスファルトの上に転んでしまいました。しばらく唖然としていましたがようやく立ち上がり、文句を言おうとしたその瞬間にタクシーはドアを閉め走り去っていってしまいました。

なんてひどい運転手かとタクシー会社に連絡したくなりましたが、よく考えたら料金を払っていませんし、お漏らしもしています。私の方が訴えられかねません。
私はふらつく足取りでその場を去りました。

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